〔コラム〕
LCHPを実践している方の体験談と、当サイトのスタッフによるコラムを集めました。それぞれの目的での貴重な体験と、医療者ならではの知見が集合しているので、皆さんにも参考になることウケアイでしょう。
これまで、肥満や生活習慣病に対する栄養指導の「常識」とされてきたカロリー制限食では人体の機能を劣化させ、健康や生命維持に悪影響を及ぼします。タンパク質と脂質を控え、糖質(炭水化物-食物繊維)を大量に摂取する食生活はよくないのです。体験者の一人は、こんにゃく類を食べすぎて2回も入院したほどです。
私たちが推奨しているのは、「肉・卵・チーズ」を中心にする食事。これを十分に食べていけば、ヒトが1日に必要とする栄養素のすべてをほぼ網羅できます。より多いビタミン摂取を考えるなら、そこに「葉野菜」を加えればいい。
このコラムでは、そうしたことが学べるはずです。
- ●それぞれのLCHP (体験談集)
-
LCHP/糖質制限を実践している方の体験談です。糖尿病改善・ダイエット・健康増進など、どんな目的でどんな風に行ったのか。それぞれが何を考え、毎日どのようなものを食べているかを中心にした話を集めました。
短い人で数カ月、長い人では10年以上の経験者です。失敗も含め、その体験談からは多くの気づきが得られるはずです。 - ●分子から考える栄養学 吉岡秀樹
- 新潟県長岡市で医院を開業する吉岡秀樹歯科医師は、いくつもの顔をもっています。地元で行っている市民サークルの「健康科学部」では食事や栄養の大切さを説き、「杮川水運部」では趣味のパドルボードの楽しさを伝え、メルマガやSNSでの情報発信にも熱心。そんな吉岡センセイが、分子レベルまで細かくした栄養の話を、わかりやすく教えてくれます。
- ●おかまいもしませんで 宮内 功
-
LCHPという食事法、人々に健康をもたらします。それは、これまでに出会った多くの実践者の方から耳にする経験談からも容易に確認できます。皆さんは、多くの学びを私に与えてくれました。
そうした交流から得たエピソードや、最新の研究によって発見された新たな知見、また私個人の体験から得た情報などを発表するコラムがこちらです。現在、国内だけで何人もの医師がこの分野の研究を進めています。糖尿病治療として、がん治療として、その他の病気の治療として、あるいは予防のために。
世界でも同様で、現在最も進んでいると思われるスウェーデンでは、すでに国民の23%がローカーボを実践しているそうです。ぜひ、わが国でも一刻も早く、スウェーデンの背中に追いつきたいものです。
……と書いていくと長くなりそうなので、能書きはこのへんにしましょう。
1杯のコーヒーはお出ししますが、余計なおかまいはいたしません。おヒマなときにでも開いていただけたら、うれしく思います。 - ●ヒトと企業とローカーボ
-
「糖質制限」という言葉が広まってから、それを何らかの形で事業に取り入れる企業が増えてきました。たとえば、糖質ゼロのビールはもはや当たり前のように陳列棚に並んでいます。ふすま粉や大豆粉を使った商品を販売するパン屋さんも多くなりました。
そういった関係者の皆さんを直撃し、開発の裏話などを聞いていく(予定な)のがこのコーナー。いったい誰が出てくれますやら、乞うご期待! - ●おいしい栄養学
- 熊本県で活動する管理栄養士・芝貴和子さんのコラム。ヒトにとって大切な栄養を考えた食生活のあり方を、わかりやすくナビゲートしてくれます。特に、「ヘルシー」という間違った概念にとらわれてしまっている、自分と同世代の若い女性たちに読んでもらいたいそうです。