〔きゃろっちさんちのダンナくんカフェ〕
はじめまして。「ダンナくん」と申します。料理なんてほとんどやったことがないのに、いろいろやっているうちに慣れてきて形にできるようになりました。うちのCaroは、放っておくと何も食べないで過ごしてしまうからです。
糖質をオフにしても、小麦粉と砂糖を避けることで、それなり以上の味のものが作れます。温度や時間には慣れが必要な部分もありますが、僕ができたんだから誰でもできると思います。本当です。
チーズケーキやプリンはそんなに難しくないので、初めての方はそのあたりから挑戦されるといいでしょう。皆さんも、気楽に頑張ってください!
レシピ一覧
- 糖質カットピザ
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材料:大判ピザ2枚分
【生地】
- 鳥越製粉 パンdeスマート 160g
- グルテン粉 20g (コシが増します。ふっくら気味が好きならグルテン追加なしで、パンdeスマート180gでもOK)
- ドライイースト 3g
- 鶏卵 L1個
- 水 170ml
- オリーブオイル 15ml
- 塩 4g
【必須トッピング】
- ピザソース 200g * 1パック
- チーズ モッツアレラ (シュレッド) 200g
お好みトッピング例 (カッコ内は目安)
- ハラペーニョ スライス 適量 (からいのでお好みで)
- ブラックオリーブ 適量 (1枚につき8~20個ほど)
- ペパロニ スライス 適量 (1枚につき30gほど)
- イタリアンソーセージ 適量 (1枚につき50gほど)
- アンチョビ 少量 (塩からいので小さくちぎって少しだけ)
- マッシュルームスライス 適量 (生でも缶入りでも)
【作り方】
生地作成
材料をホームベーカリーにセットして、パン生地コース (焼きはなし) にかけます。完了したら 2つに分けて、のし棒でできるだけ薄くのばします。形は自由です。オーブンに入れやすい形と大きさにするといいですね。グルテンが多いと弾力が強くて縮みますので、少し大きめにのばすといいでしょう。焼く前にそのままオーブンに入れられるワックスペーパーやオーブンシートなどの上で形を整えると、後の作業が楽になります。トッピング
ピザソースを塗り、上から具となるものを魂のおもむくままに乗せましょう。糖質オフでも美味しい楽しいトッピングはたくさんあるのでいろいろチャレンジ! 上からモッツアレラチーズをかけたら準備OKです。
【調理】
オーブンで、200~250℃の高温で8~12分焼きます。オーブンの種類、生地の厚さ、トッピングの量、熱源からの距離などで温度と時間が変わりますので、ここは実験のしどころです。チーズがこんがり焼けたらできあがり。アツアツのうちにカッターで切って召し上がれ!
アレンジ:パリッとした生地が好きな方は、一度生地の状態で焼いてもいいですよ。ソースやトッピングなしで焼くと生地が膨らみますので、フォークなどであらかじめ穴を開けるか、パイ用の重しを載せて焼いてもいいかもしれません。
参考:2枚分のほうが生地を作りやすいので、うちでは2枚まとめて作って焼いています。そんなに一度に食べない! という場合は、生地の状態で保存することも可能ですが、どうせならまとめて作ってしまったほうが扱いも簡単です。1 枚で2名分ほどですが、残りはカットしてアルミホイルに包んで冷蔵庫で保存。数日はトースターで温め直して、おいしくいただけます。温めなくても、そのままピザ風惣菜パンのような感じになります。もちろん冷凍保存も可能です。
ピザソースはモノによっては糖質たっぷりな場合があるので、成分表を確認のうえで選びましょう。自作もいいですが、かえって自作のほうが糖質が高くなってしまうこともありますのでご注意を。どちらにしても100gにつき5~7gを目指したいところです。材料写真にあるのはコストコで購入した Antico のピザソース。ピザ1枚分100gで糖質5g程度です。
リンク
The Meat Guy :http://www.themeatguy.jp/
業務用の冷凍ペパロニやイタリアンソーセージなどが通販で買えます。価格の目安は、ペパロニが1kgで1800 円、イタリアンソーセージが2kgで3520 円。届いたら小分けにして冷凍庫で保存を。
- オープンサンド
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材料:オープンサンド1食分
- 鳥越製粉 パンdeスマート で作った食パン1スライス(8枚切り)
- 好きなトッピングなんでも!
【作り方】
- ふすまパンスライスの上に、なんでものせて食べましょう
- 写真にあるのは、ワカモレ(アボカドとスパイスのミックス)+カリカリに焼いたゼロベーコン+崩し目玉焼きに、カイエンペッパーを少し振りかけたもの
具のおススメリスト
- 卵(ゆで玉子、目玉焼き、玉子焼き、スクランブル、ポーチドエッグなどなど)
- ツナやチキンの水煮やオイル漬け缶(マヨネーズと和えても、塩コショウでも)
- 日本ハムの糖質ZEROベーコン(糖質ゼロ=焦げないのでカリカリになるまで焼けます)
- 日本ハムの糖質ZEROハム(加工肉は意外と糖質高いので気をつけて!)
- イタリアンサラミ(イタリア製のものは製法として糖類を入れないので通常は糖質ゼロだそうです)
- チーズ(そのままでも焼いても)
- ウィンナー(丸大食品の燻製屋熟成ウィンナーが糖質低めでおススメ)
- マヨネーズベースのソースやペースト(刻みピクルス/レリッシュと混ぜてタルタルソースにしたり、マスタード入りマヨにしたり)
- ワカモレ(アボカドに香辛料を加えてペースト状にしたもので、満足感アップにGoodです)
バリエーションのアイディア
- チーズを入れたサンドイッチはフライパンでたっぷりバターの弱火でじっくり焼くと、チーズが溶けておいしい!
- トースターバッグに入れて焼いてもOK! トースターバッグならオープンサンドでもトースターで焼けちゃいます。
バリエーション例① スモークサーモン、ゆで卵、ほうれん草のバター炒め
バリエーション例② ゆでブロッコリーのマヨドレッシングがけ、スモークサーモン、ゼロベーコン、目玉両面焼き
バリエーション例③ イタリアンサラミ3種、チーズスライス4種
特にふすまパンに合うおススメの組み合わせは、「たっぷりマヨネーズ+塩コショウで焼いた玉子焼き」のオープンサンド (仕上げにサワークリームをトッピングすると、おいしさアップ) と、「マヨ和えツナの上にチーズを乗せてトースターで焼いた」オープンツナメルトです。試してみてくださいね!
- 糖質カットベイクドチーズケーキ
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材料:18cm程度のケーキ型1個分
【生地】
- クリームチーズ 200g
- 鶏卵 L3個
- 生クリーム 150ml
- パルスイートカロリーゼロ 液体タイプ 30g (ラカントS 50gでもOK)
- レモンの絞り汁 15ml
【作り方】
- クリームチーズを室温に戻す(もしくは電子レンジで室温程度まで加熱)
- クリームチーズとパルスイートをしっかり練り合わせる
- 卵、生クリーム、レモン汁を加えて混ぜ合わせる
- ケーキ型の底に合わせてオーブンペーパーを切り抜いて敷く
- ケーキ型の内側壁にオーブンペーパーをぐるりと敷く
- ケーキ型に生地を入れ、170℃のオーブンで35分ほど焼く
- 冷めるまで型のままで放置
- 冷えてきたら型のまま冷蔵庫に移動してしっかり冷やす (数時間~一晩)
アレンジ:さっぱりめが好みの方は生クリームの代わりにサワークリームでも、水を切ったヨーグルトでも OK。逆にこってりめが好きな方は、溶かしバターを加えてもいいですね。レモンを多めにしたり削った皮も使ったり、バニラエッセンスを加えたり、リキュールを加えたりのアレンジで飽きない工夫も可能です。多少分量が違っても、ちゃんとチーズケーキ風のものができあがります (笑)。あまり失敗のないレシピですので、いろいろアレンジに挑戦してみてください。
甘味料にはパルスイートを使用していますが、ラカントSでもOKです。微妙な差ですが、パルスイートで作ったほうが少し質感が重くなります。うちはどっしり派なので、パルスイートを使っています。
参考:ちょうどいい大きさのケーキ型がない場合は、バターを塗ったマフィンカップに入れて焼いても楽しいですよ。焼き方の深さによって多少焼き時間を延ばすといいかもしれません。コツはよく冷やすこと! 粉類を使っていないので、冷えないと食感がイマイチです。最低でも数時間は冷やしてくださいね。
- 糖質カットレアチーズケーキ
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材料:18cm程度の底取ケーキ型1個分
【生地】
- クリームチーズ 200g
- 無糖のプレーンヨーグルト 200g
- 生クリーム 120ml
- ラカントS 50g
- レモンの絞り汁 15ml
- 顆粒タイプのゼラチン 7~10g(ヨーグルトのゆるさに合わせて調整)
- ゼラチン用のお湯 70ml
【作り方】
- クリームチーズを室温に戻す(もしくは電子レンジで室温程度まで加熱)
- 65℃以上のお湯に顆粒ゼラチンを入れて溶かす
- クリームチーズとラカントSをよく練り合わせる
- ヨーグルト、生クリーム、レモン汁を入れつつ混ぜる
- 溶かしたゼラチンを入れて混ぜる
- 型に流し入れて、冷蔵庫で数時間冷やす
アレンジ: 生クリームを多めにするとこってりに、レモンを多めにするとすっきり味に。ホイップを添えたり、シュガーフリーのシロップなどをかけたりして食べるのも楽しいです。生のフルーツを入れなければゼラチンが固めてくれますので、アレンジしてもあまり失敗のないレシピです
参考:このレアチーズケーキ、実は通常のものと違ってタルト生地などがないので、型から抜くのが大変なのです。ケーキ型の底が抜けるタイプのものか、セルクルを使って作ると取り出しやすいですよ。
- 糖質カットロールケーキ
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材料:ロールケーキ 1 本分
【生地】
- 鳥越製粉パンdeスマート 50g
- 鶏卵L 6個
- 無塩バター 50g
- ラカントS 50g
- クリームオブターター 0.3g (付属の計量スプーン使用で、卵白 6個分)
【フィリング (バニラクリームの場合)】
- 生クリーム 250ml
- ラカントS 20g
- バニラエッセンス 少々
【フィリング (あんクリームの場合)】
- 生クリーム 250ml
- 低糖質あん 50g (好きな方は多めでも)
作り方
【生地作成】
- バターを溶かす
- 鶏卵を卵黄と卵白に分ける
- 卵黄にラカントS を使用量の1/5~1/4くらい入れて練る
- 卵白にクリームオブターターを入れ、ラカントS の残量を少しずつ加えながらしっかりめのメレンゲを作る
- 卵黄にメレンゲを入れ、折りたたむようにざっくりと混ぜる (混ぜすぎちゃダメ!)
- パンdeスマートと溶かしバターを入れてざっくり混ぜる (混ぜすぎ注意!)
- 天板にバター (分量外) を薄く塗り、オーブンシートを敷く
- 天板に平らにならし、180~190℃のオーブンで12~14分ほど焼く (天板のサイズと生地の厚みによって調整)
- 焼けたら湿気がこもらないように、オーブンシートごとケーキクーラーやラックなどに移して冷ます
【フィリング (バニラクリーム)】
- 生クリームにラカントSとバニラエッセンスを加えて、もったりするまでホイップする
【フィリング (あんクリーム)】
- 低糖質あんに生クリームを50g加えてゆるめる
- 生クリーム200mlを、もったりするまでホイップする
- クリームで伸ばしたあんとホイップを、折りたたむようにざっくり混ぜる
【ロール】
- 生地が冷めたらフィリングを乗せる(外に向けたい面に合わせて生地を裏返してもOK)
- フィリングをつぶさないように平らに伸ばす
- オーブンシートを持ち上げるようにしてくるりと巻く
- 端を下にして形を整え、ラップで包んで冷蔵庫で冷やす
- しっかり冷えてからカット(一回ごとにナイフを拭くときれいに切れます)
アレンジ:フィリングはバニラだけでなく、いろいろアレンジして楽しめます。今回はあんクリームにしてみましたが、チョコやキャラメル(シュガーフリーのシロップ使用)や、製菓コーナーにあるペパーミントエッセンスなどのオイルやエッセンス類を使用してアレンジが可能です。
アレンジ:デコレーションケーキ風にもアレンジが可能です。天板に入れるのではなく、18cm程度のケーキ型2つに分けて焼き、2段重ねのケーキにするとお祝いなどにぴったり。重ねるときには2つの天辺を合わせるようにし、すきまをフィリングで埋めると形が整います。残りのフィリングで全体を覆いましょう。写真では、仕上げに糖類ゼロチョコを10gほど削ってかけています。
参考:クリームオブターターは使ったことがないかもしれませんが、メレンゲを使ったお菓子にはとても強い味方ですので (メレンゲに粘り気が出て生地がしなやかになり、ロールしても割れなくなります)、ぜひこの機会にトライしてみてください。通常、スーパーの製菓コーナーにあります。卵1個につき0.05gくらいしか使わないのですが、小さな計量スプーンがついてきますので安心です。
リンク
低糖工房 :http://www.teitoukoubou.com/
砂糖不使用で小豆の皮と煮汁を使用して作った小豆感たっぷりの低糖質あんが通販で購入できます。価格の目安は500gで980円。あんそのままでもおやつになりますし、あんホイップはふすまパントーストに塗って食べたりしてもおいしいですよ。
- 糖質カットプリン
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材料:プリンカップ6個分
【生地】
- 鶏卵 L 3個
- ラカントS 50g
- 牛乳 400ml
- バニラエッセンス少々
【作り方】
- ボウルに卵を溶いて、泡立てないようによく混ぜる
- 卵にラカントSを少しずつ加えて泡立てないように混ぜる
- 耐熱容器に牛乳を入れて、電子レンジ600Wで4分加熱する
- 卵液に牛乳を少しずつ混ぜ入れる
- バニラエッセンスを加える
- 大きな泡を爪楊枝でつついて割るか、すくって取り除く
- ふきんやこし器でこして、プリンカップに等分しつつ入れる
- アルミホイルをかぶせて蓋をする
- スチーム式オーブンの80℃のスチームで23分、もしくは天板に水を張ったオーブン170℃で25分程度。蒸し器を使う場合は、弱火で15分ほど蒸す (オーブンをお持ちの方はオーブン付属のレシピ集にプリンのレシピがあるかもしれませんので参考に!)
- 粗熱を取ったら冷蔵庫でしっかり冷やす
仕上げヒント:糖質オフだとカラメルができないので、かわりにホイップクリームを乗せると、目もココロもお腹も満足度アップ!
アレンジ例
紅茶プリン
- 牛乳を温めたら、ティーバッグを3~4個入れて数分待つ (ティーバッグをフレーバーティーにすると、いろいろなアレンジが可能です。写真はRepublic of Teaというブランドのシナモンプラムのティーバッグを3つ使用。)
- バニラエッセンスは紅茶のフレーバーによりお好みで
抹茶プリン
- 抹茶(小さじ2程度)を温めた牛乳(ごく少量)で練る
- 牛乳の残りを少しずつ加えて混ぜる
- バニラエッセンスは加えない
コーヒープリン
- 牛乳を温めたら、インスタントコーヒーをお好み量加えて溶かす
- バニラエッセンスは加えない
ココアプリン
- 純ココア(10g程度)を温めた牛乳(少量)で練る
- 牛乳の残りを少しずつ加えて混ぜる
- バニラエッセンスは加えない
参考:糖質カットレシピではありますが、このレシピでは甘みを甘味料に置き換えているだけなので、牛乳の糖質はそのまま反映されます。牛乳を生クリーム+水に置き換えることでもう少し糖質減が可能なのですが、味がイマイチだったので、ここは牛乳の糖質は仕方ない! ということで。牛乳400mlの糖質は(種類にもよりますが)約20gです。カップ6個に分けると1個あたり3.5g弱といったところですから、気にしなくても大丈夫な量かもしれませんね。
- ジンジャーのアイスボックスクッキー
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材料:クッキー20~30枚分
【生地】
- 鳥越製粉 パンdeスマート 100g
- 鶏卵 L1個
- 無塩バター 100g
- ラカントS 60g
- ジンジャーパウダー 10g
【作り方】
- バターをサイコロ程度の大きさに切る
- バターとラカントSを練り合わせる
- バターとラカントSを練ったものに、ジンジャーパウダーと卵を加えて混ぜ合わせる
- 混ぜ合わせたものと、パンdeスマートをビニール袋に入れる (うちではジップロックバッグを使用)
- むにむにとこねつつ混ぜる
- 粉っぽさがなくなってきたら袋から出して棒状に伸ばす(2本に分割してもOK)
- ラップに包んで、一晩冷蔵庫で冷やす(時間がない場合は冷凍庫でもOK)
- (キンキンに冷えるまで我慢!)
- オーブンを予熱にかけつつ、棒状の生地をナイフで薄めにスライスしていく
- 天板にオーブンシートを敷く
- 天板にスライスした生地を並べて180℃で15分(生地が厚い場合は180℃で10分+160℃に下げて10分)
- 冷めたら完成
アレンジ: このレシピだと、北欧のジンジャー菓子くらいの強い風味がでます。ちょっとからいかもしれないので、苦手な方はジンジャーパウダーの量を半分程度で作るといいかもしれません。実はジンジャーじゃなくても、シナモンとか紅茶とかココアとか抹茶とか、粉末のスパイス類なら何でも使えます(色はよくなりませんけども)。小さじ1ぐらいを加えて、いろいろお試しください。アーモンドとかピーナツとかの粉を加えてもいいですね。その場合は加える分量だ、パンdeスマートを減らしてください。
参考:気温や湿度によってはいつまでも生地がまとまらない場合がありますが、そういうときにはバターを少し足してください。水分は加えないでね。
- カンタン肉料理のススメ!!
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「カフェメニュー」というにはちょっと豪華な肉料理。でも、割とカンタンに専門店のような味が出せたりするのです。レッツトライ!!
ステーキのおいしい焼き方
薄いお肉はなじみがあるけど、厚さが2cmを超えると途端にどうしていいかわからなくなる……というのは日本ではフツーのことですよね。ステーキのおいしい焼き方にはいくつかコツがあって、実は簡単です。
- 3~5cmくらいの厚さのものを選ぶ
- 調理の1時間ぐらい前に室温に出す
- 厚手のフライパンを熱して油をひいてからステーキ肉を入れる
- 塩コショウはまだしないで!
- お肉を入れたら動かさずにじっと片面中火で4分
- ひっくり返します~
- もう片面を3分ほど焼いたら、仕上げに塩コショウ! できれば岩塩+挽きたてコショウで!
- 焼き加減はちょっと押してみて判断。親指の付け根にちょっと力を入れたのと同じぐらいの弾力があれば食べごろです
- ステーキ1枚につきバターを3gぐらい入れて、ひっくり返しながら軽くまぶす
- お皿に移して、動かさずに数分待ってね~。この間においしくなります
- 完成!
ローストビーフのおいしい作り方
ローストビーフは大きな塊で作ったほうがおいしいのです。しかも、そのままディナーにした後は冷凍保存できるだけでなく、翌日サンドイッチにしてランチに、シチューなどに入れて時短に、と大活躍です。でも、500g以上の牛肉の塊をローストビーフにするの、おいしくできてますか? オーブンがあれば、パサパサしなくてジューシーなローストビーフが作れます。ポイントは、最初に表面を焼いてしまうことと、中心の温度 (60~80℃) です。
- お肉は数時間かけてしっかり常温に戻します
- たっぷりのオリーブオイルを塗ります
- おろしにんにくをすりこみます
- 塩コショウや香辛料など、これでもか! というぐらいかけます
- まずは表面全体を高温で数分~10分焼きます (高温が出るオーブンをお持ちならオーブンで、そうでない場合はフライパンで表面にしっかり焼き色をつけます)
- オーブンに入れて160~180℃で、調理時間の目安は1kgにつき40 分
- 中の温度が60~70℃になったら完成です(肉に刺して使う温度計が便利です)
- オーブンから出して40分~1時間ぐらいそのままじーっと寝かせます(動かさないでね)
- 人肌ぐらいの温度に冷めたらできあがり!
オーブンがなくても作れる?
- 表面を焼いたお肉の塊を、シーラーでパックするか、ジップロックバッグなどに入れて空気を抜きます
- ぎりぎり沸騰しそうなぐらいの温度のお湯に袋ごといれます
- 1 kgにつき1時間ぐらいそのままアツアツのお風呂に入れておいてあげてください(常に加熱しておく必要はありませんが、お湯の温度が下がったら温め直してね)
- 取り出して温度チェックして、中心あたりが60~70℃になっていたら完成です
中心の温度ですが、60℃で赤めのミディアム、80℃で軽くウェルダンぐらいです。オーブンに入れて調理した場合には、オーブンから取り出した後にも少し温度の上昇がありますので、パサパサ防止には遅くとも70℃台で取り出してください。肉汁と焼きつきにバターとワインもしくはビネガーでおいしいソースになります。醤油や塩コショウで味をお好みに調えてくださいね。
グリルドチキンのおいしい作り方
鶏のもも肉をまるごと調理! 楽チンでちょっと豪華な簡単料理です。
- エクストラバージンオリーブオイル(肉1枚につき大さじ1.5~2程度)に、塩コショウやローズマリー、セージ、オレガノなどのお好みのハーブをたっぷりめに入れて10分ほど置きます
- 鶏もも肉表面の水分をふき取ります
- 皮の部分にフォークなどで刺して数カ所の穴をあけます
- ハケなどを使って調味料入りオイルを鶏両面に塗ります
- 皮の面を上にして焼きましょう
- オーブンのグリル機能か、コンロの魚焼きを使って、皮がパリッとするまで15~20分ほど焼いたらできあがり!
どれも簡単にできますので、お試しくださーい!